殺処分をなくすために。
1.蛇口をしめる
2.受け皿をつくる
3.出口をつくる
4.継続する
この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。
蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。
受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。
出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。
継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること
ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。
立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・
2024.7.2
Comment
[年齢・性別]
不明・男の子
[経緯]
岐阜県のとある建物の近くでたくさんのノラちゃんがご飯をもらっており、カイくんもその1匹。
保護主さんは良く見かける2匹を保護して暖かいお家に入れてあげたいとのことでしたが、なかなかその子たちは賢く、
捕獲器を警戒して全く入りませんでした。
そこで何日も仕掛けるうちに入る子たちはお目当ての子ではなく、計4匹の猫たちが捕まりました。
ペローナ、ハレ、カリファ、そしてカイ君です。
保護したては疥癬という皮膚病を患っており、カイセンのカイから取り、カイ君と名付けました。
そして生粋の野良君で、人間への恐怖心から攻撃が止まりませんでした。
ご飯を上げようとしても怒りまくりでスタッフもビクビクしながらあげていました。
去勢手術を行った獣医からは、「この子はお外の生活が長かったからお外の方が幸せかもしれない。返してあげるのも優しさだと思う」と言われ、
TNRを決意していました。
そんな中スタッフの一人が立ち上がり、おうちで人馴れトレーニングをすることに。
そしたらあら不思議、たった1週間ほどで触らせてくれるようになり、さらには甘えてくれるようになったのです。
これにはスタッフ一同「なんで?!」と驚きました。
猫は環境の変化やふとしたことがきっかけで180度性格が変わることがあります。今回はそれを常々感じさせられましたね。
[特徴・性格]
甘えん坊でお胸の白いお毛毛の鈴がポイント。
年齢は不詳。もしかしたらおじいちゃんかもしれませんね。
甘えん坊ですが、お粗相癖があるため、どこでもしてもいいよー!という強者の方募集中です。
夜は必ずスタッフの布団の上に来て寝てくれるそうです。
エイズ陽性のキャリア持ちです。
[健康状態]
食欲あり。元気。
ワクチン3種接種 済
駆虫 済
不妊手術 済
エイズ 陽性
白血病 陰性