殺処分をなくすために。
1.蛇口をしめる
2.受け皿をつくる
3.出口をつくる
4.継続する
この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。
蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。
受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。
出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。
継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること
ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。
立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・
2024.7.2
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2024/5/14 被災地からのレスキュー
すぐまろ、デール、まろと同じ現場のチップ
1月からずっと探し続けていました。
家の中に必ずいると他団体さんと協力しながら探し続けてました。
何度も何度も捕獲器やカメラを仕掛けるも1度カメラに映ったのみ。
そこの場所はスタバやアカイア、スマトラ達も保護した場所です。
飼い主さんには一度、苦渋の決断で
【捜索打ち切り】をお伝えしていました。
しかしスタッフはずっと諦めきれず気になって気になって、生きてて欲しい、絶対に生きてる!
そう信じて被災地入りの度にそこの家を捜索の対象に入れて通っていました。
2階にいる可能性が高い。
2月も3月も被災地入りする度に捜索を続けました。
2階にも1階にも置き餌をしても食べている形跡はなかったのです。
今回も捜索のスケジュールに入れ込み室内を確認したところ、ベットの下で亡骸を発見しました。
各場所で活動していたメンバーみんなで集まりベットを退かしチップを抱き上げました。
身体にはマダニを沢山付け、顔は半分腐食していましたが、肉付きは良く毛もふわふわのままでした。
重たいベットの下を選んだチップ
そこは震災前からきっとチップが大好きだった場所だったのかな、と、、、
そしてその場所から動くことなくずっとずっと飼い主さんを家で待ち続けたチップの事を想うと、言葉になりません。
見つけてあげられなくてごめんね。
だけでは伝えられない色々な想いがそれぞれスタッフの胸にあります。
どれだけ、想っても飼い主さんに勝る事は出来ない事。
悔しいですが目の当たりにしました。