たくさんの猫達を保護していると、たくさんの病気の子たちが集まってきます。
救おうとすればするほど、重い病気をもった猫たちと向き合います。
一匹、一匹、みんな幸せにしたい。でも、この腕の中で見送る子たちもどうしてもでてきます。
先日、扁平上皮癌の手術と放射線治療をうけ、完治し、さらに毎日サプリなどを飲んで頑張っていた大福ちゃんの、がんの再発が判明した。
悲しい。悔しい、、、
私達にできることは、大福が残りの日々を穏やかに過ごせるようにサポートすること。
早くに再発に気がついてあげたらもっとできることはあったのかもしれない。
でも、ネコリパで過ごせたことが大福の幸せな日々であるように、スタッフ、ボランティアさんと共に愛情いっぱいで見守っていこうと思う。最期のときまで、、、
2023/4/17
Comment
2024/5/14 被災地からのレスキュー
すぐまろ、デール、まろと同じ現場のチップ
1月からずっと探し続けていました。
家の中に必ずいると他団体さんと協力しながら探し続けてました。
何度も何度も捕獲器やカメラを仕掛けるも1度カメラに映ったのみ。
そこの場所はスタバやアカイア、スマトラ達も保護した場所です。
飼い主さんには一度、苦渋の決断で
【捜索打ち切り】をお伝えしていました。
しかしスタッフはずっと諦めきれず気になって気になって、生きてて欲しい、絶対に生きてる!
そう信じて被災地入りの度にそこの家を捜索の対象に入れて通っていました。
2階にいる可能性が高い。
2月も3月も被災地入りする度に捜索を続けました。
2階にも1階にも置き餌をしても食べている形跡はなかったのです。
今回も捜索のスケジュールに入れ込み室内を確認したところ、ベットの下で亡骸を発見しました。
各場所で活動していたメンバーみんなで集まりベットを退かしチップを抱き上げました。
身体にはマダニを沢山付け、顔は半分腐食していましたが、肉付きは良く毛もふわふわのままでした。
重たいベットの下を選んだチップ
そこは震災前からきっとチップが大好きだった場所だったのかな、と、、、
そしてその場所から動くことなくずっとずっと飼い主さんを家で待ち続けたチップの事を想うと、言葉になりません。
見つけてあげられなくてごめんね。
だけでは伝えられない色々な想いがそれぞれスタッフの胸にあります。
どれだけ、想っても飼い主さんに勝る事は出来ない事。
悔しいですが目の当たりにしました。