令和4年4月1日から、令和5年3月31日までの、ネコリパブリックで保護した猫、譲渡した猫の統計数を発表いたします。
保健所や環境省の統計とあわせて、4月〜翌年の3月で統計をとることにしました。
全国のネコリパブリックで、この1年の間で、
保護した猫たちの数 775匹
譲渡した猫たちの数 480匹
虹の橋を渡った猫たちの数 69匹
この数字は、ネコリパブリックから直接譲渡をした猫たちの頭数です。
ネコのバスなど日本全国で行い地元のボランティア団体さんのネコのマッチングで譲渡が決まった頭数は含まれておりません。
店舗の詳細は、ページの最後に表記しています。
前期のこの頭数は、ネコリパブリック開業して9年目ですが、保護数も、譲渡数も過去最高の頭数となりました。
4月〜3月までの1年間の間、とにかく沢山の保護、譲渡ができるよう、ネコリパブリックは様々な新しい挑戦を行いました。。
1.ふるさと納税を活用し、飛騨市にシェルターがオープンしました。
2,ほぼ毎月、各事業所にて、子猫・保護猫譲渡会を開催しました。
3,コロナもおさまったので、イベントを再開「猫助け文化祭」を岐阜、東京、大阪にて開催しました。
4,オアシスパークなどの商業施設で巨大ネコテントによる常設譲渡会場を開設しました。
5,ネコのバスを活用し、日本全国様々な場所で保護猫譲渡会を開催しました。
6,岐阜県、岐阜市の保健所に持ち込まれ、殺処分対象であった猫たちを、積極的にレスキューしました。
飛騨市の活動報告はこちらから
特に、保健所の猫達のレスキューをすることで、保護する猫たちの頭数が跳ね上がりました。
それ以外にも、保健所に相談があった案件で、相談者様の情報をご本人許可の上で連絡を取らせていただき、保健所に持ち込まずに直接保護をした案件も何件もありました。
保健所関連の相談の多くが多頭飼育崩壊、または、高齢者が飼育している猫たちの行き場がないという案件がほとんどでした。
その他にも一般の保護猫相談も今期は止まることなく舞い込み続けました。
夏には岐阜のシェルターにて、パルボウィルスと、原因不明の感染症が発生しました。パルボに感染した子達は、過去の経験上、なんとか命を繋ぎ止めることができましたが、原因不明の感染症で多くの小さな命を救うことができませんでした。
獣医さんと相談し、たくさんの検査期間に検体をだしましたが、この子猫たちの感染症は、いまだに原因が不明のままです。
こういった経験上、私たちは、預かりボランティアさんの増員と、育成、そして、実技の場所としてのシェルター運営に今年度は取り組みたいと思っております。
今年度は、殺処分対象の猫たちをより多く救えるように、シェルター新設、預かりボランティア、ミルクボランティア育成事業、そして、譲渡や啓発の場をより多く作るためのイベント事業などに力を入れていきます。
また、高齢者や一人暮らしの方々と暮らしている猫が、最後に保健所に持ち込まれないような仕組みづくりとして、「安心ねこ生活・猫生たすけあい制度」のスタートさせました。
蛇口を閉めて
受け皿を作り
出口を作り
継続をする力を持つ。
ネコリパブリックが多拠点で活動していること。
多くのスタッフがいること。
そして多くのボランティアさんがいること。
そして、たくさんのサポーター様がいること。
これはネコリパブリックならではの強みだと思っています。
1人の力では成し遂げられないことを、ネコリパブリックという組織の力で、一つ一つ着実に社会を変えていきたいと思っております。
多くのサポーター様がいてこそ私たちの活動は成り立っております。
1ヶ月に、コーヒー1杯の値段で保護猫活動がサポートできる仕組みも作りました。
ぜひ、こちらから応援いただけると嬉しく思います。
店舗ごとの月額サポーターさまも随時募集しております。
また、単発支援も大募集しております。
Amazonペイ、PayPay、クレジットカードなどでご支援いただけます。
もっともっと、沢山の猫たちを救い幸せにしたい。心から強く思います。
どうか皆様のお力を少しずつネコリパブリックに与えてください。
私たちは今後も前に進み続けます!!
各店舗の実績数
【岐阜店&岐阜シェルター】
保護頭数について
一般相談案件 240匹 |
保健所レスキュー 159匹 |
他店舗からの受け入れ 2匹 |
岐阜店保護受け入れ数 総数 401匹 |
譲渡数について
譲渡済み 188匹 |
店舗間移動 33匹 |
岐阜店・岐阜シェルター総数
保護頭数 401匹
譲渡数 188匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 50匹 |
亡くなった子の詳細
■乳飲子39匹(感染症で亡くなった子は15匹。その他は産み落とし直後の持ち込みのため生き延びることができなかった子達です。)
■乳飲み子ではないが、保健所から引き出し直後に亡くなった4匹 (かずのこ、きびだんご、ニョロモ、ピクシー)この子達は、引き出した時点でかなり厳しい健康状態で必死の治療も間に合わず虹の橋を渡りました。。
■大人猫7匹
ダイ、みーこ、ポパイ、ペローナ、ストロベリー、ボストン、エンマ
腫瘍や、重度の腎不全、心臓肥大、出産時の死産、FIPなど治療を頑張りましたが力及ばなかった子達。
岐阜店は保健所から引き出しを行うシェルターのため、どうしても体調が良くない子が多く虹の橋へと見送る子が多いです。その分お外の猫たち、多頭飼育崩壊現場の猫たちの生きている環境が厳しいのだと実感しています。
【東京お茶の水店・ネコリパハウス高円寺、キャットプラザ西葛西総数】
保護頭数について
一般相談案件 89匹 |
保健所レスキュー 0匹 |
他店舗からの受け入れ 67匹 |
譲渡数について
譲渡済み 122匹 |
店舗間移動 0匹 |
東京全体 総数
保護頭数 156匹
譲渡数 122匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 3匹 |
【大阪ねこ浴場 ネコリパブリック大阪】
保護頭数について
一般相談案件 36匹 |
保健所レスキュー 0匹 |
他店舗からの受け入れ 9匹 |
譲渡数について
譲渡済み 43匹 |
店舗間移動 0匹 |
大阪店 総数
保護頭数 45匹
譲渡数 43匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 2匹 |
【大阪熊取町店】
保護頭数について
一般相談案件 52匹 |
保健所レスキュー 0匹 |
他店舗からの受け入れ 8匹 |
譲渡数について
譲渡済み 63匹 |
店舗間移動 7匹 |
大阪熊取町 総数
保護頭数 60匹
譲渡数 43匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 4匹 |
【岐阜 飛騨シェルター】
保護頭数について
一般相談案件 101匹 |
保健所レスキュー 2匹 |
ボランティア団体からの受け入れ 20匹 |
行政からの相談案件 27匹 |
他店舗からの受け入れ 3匹 |
保護受け入れ数 総数 156匹
譲渡数について
譲渡済み 17匹 |
店舗間移動 40匹 |
岐阜飛騨シェルター総数
保護頭数 153匹
譲渡数 43匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 10匹(乳飲み子6匹) |
【広島店 フレンドリーチェーン】
保護頭数について
一般相談案件 15匹 |
保健所レスキュー 0匹 |
他店舗からの受け入れ 0匹 |
譲渡数について
譲渡済み 15匹 |
店舗間移動 0匹 |
広島店 総数
保護頭数 15匹
譲渡数 15匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 0匹 |
【池袋店 フレンドリーチェーン】
保護頭数について
一般相談案件 34匹 |
保健所レスキュー 0匹 |
他店舗からの受け入れ 0匹 |
譲渡数について
譲渡済み 32匹 |
店舗間移動 0匹 |
池袋店 総数
保護頭数 34匹
譲渡数 32匹
虹の橋を渡った子たちについて
虹の橋をわたった頭数 0匹 |