ネコリパブリックとネスレ ピュリナ ペットケアが共同運営する保護猫のためのバス「ネコのバス」が被災地の猫たちを救うために石川県珠洲市へ2月7日に出動決定!
猫が避難するための1.5次避難所を作る
株式会社ネコリパブリック(本社所在地:東京都台東区蔵前、代表取締役:河瀬麻花)は、ネスレ日本株式会社 ネスレ ピュリナ ペットケアの協力のもと、共同運営する「ピュリナ ネコのバス」を活用し、今回の能登半島地震の被災地で被災した猫たちをレスキューするために、2月7日に、石川県珠洲市に出動し猫たちのための1.5次避難所を設営します。
猫たちのための1.5次避難所とは
現状、被災地にて猫と暮らしていた世帯は、車中避難などをしていることが多い。また、2次避難場所に猫を連れて行けず2次避難を躊躇している。
↓
日本全国の動物愛護団体など、一時預かりの対応可能な施設は多いが、
2次避難は申し込んだらすぐ移動の場合があるため、
受け入れのタイミング、移動のタイミングの調整が困難。
1匹、1匹移動させるのは非効率でスタッフや猫の負担も⼤きい。
↓
愛護団体へ預けるまでの⼀時預かり場所が被災地に必要
↓
被災地に、一時的に猫を安全に預かる場所がない
↓
ネコのバスの活⽤。猫の一時預かり場所への移動までの1.5次避難場所に
↓
ネコのバスをベースに、ネコリパブリックが拠点を珠洲市に作り、
猫を預かり、お迎えが来るまで飼育管理を⾏います。
↓
ネコリパブリック飛騨のシェルターでも預かりが可能。
また、日本全国の動物愛護団体の施設にて預かりも可能のため、都度、飼い主、愛護団体との連携を行い、猫たちを安全な場所へと移動させる。
ネコのバスは動く譲渡会場でもありながら動く保護猫シェルターとしても機能する。
ネコのバス被災地支援フロー
飼い猫の預かり場所は、現在、獣医師会の所属の動物病院、および民間の動物愛護団体の施設、その団体に所属する預かりボランティアなど様々な場所がある。
その預かり場所へ預けるためには、移動するまでの間、猫を飼育管理する場所が必要。
一時預かり、所有権放棄、所有者不明の猫のレスキューのための、猫たちの一時避難場所として、ネコのバスおよび、ネコリパベースが活用されます。
1、5次避難所を作ることで、、
被災時の猫の避難・預かりのデータの集約が可能となる。
これは、今後の災害時のペット避難の指標となりうる。
また、民間、個人などで、保護された猫の県外への移動を行っているが、そういった数の集計を行うことで、災害時の保護活動の集約化および効率化、トラブルの防止につなげることができる。
ネコリパブリックの被災地猫レスキュー実績
1月中旬より、石川県珠洲市を中心に、猫一時預かりや、所有権放棄の猫の引取を行っている。
既に、2月1日現在、飼い主の生活が安定するまでの一時預かりの猫が8匹。
被災のため、今後飼い猫と暮らせなくなったため、所有権放棄にて新しい飼い主へつなぐために引き取った猫が10匹。いずれもネコリパブリック飛騨にて受入を行った。
すでに、一時預かりの3匹は、飼い主の元へ戻っている。
引き続き、保護依頼、預かり依頼、移動依頼などが入っており、被災地でのネコリパベースの早急な設営が必要とされている。
被災地の所有者不明の猫たちのレスキューについて
ネコリパブリックでは、被災地での所有者不明の猫の保護、引取も行うが、ペットのおうちを運営する、株式会社 Easy Communications(東京都港区南麻布 代表取締役内海友貴)と共に、民間として、「被災地での所有者不明の被災地猫の保護に関する民間ボランティア団体基本指針」を作成し、レスキューした猫のデータベースも作成し、石川県庁、管轄保健所、獣医師会などにそのデータを共有する。
また、基本指針のガイドラインのルールにのっとり、保護レスキューを行う。
現在、起きている、被災猫の無断県外持ち出しなどで起こるトラブルや、その後の譲渡トラブルが発生しないよう徹底した個体管理を行っていく。
支援金の募集
今後、被災地での猫の保護、引取、移動サポートなどを行うために、ネコリパブリックでは、被災地緊急レスキュー支援を募集しています。
被災地での一時預かりベースの設営、運営、被災地までの引取など無償で行います。
一時預かりは最大1年間。
引き取りの場合は、ネコリパで検疫後、新しい家族へつなげるために、保護猫カフェや譲渡会などにデビューします。
医療費なども、すべてネコリパで負担をする予定です。
今後、皆様、被災地の猫たちの飼育管理費、医療費、そして、搬送などのガソリン代金などが多額に必要となります。
また、一時預かりなど希望される方は、下記のフォームよりお申し込みを受け付けております。
生活再建まで、ネコリパブリックで愛情をもって猫を預からせていただきます。
最長1年無償でお預かりをいたします。