保護猫たちの物語
たくさんの仲間をなくした
モグの物語
モグの物語
ネコリパブリックが保健所からレスキューしたモグくんのお話。モグくんは、20匹以上の猫を飼っていた人が、家を締め切った状態で猫だけを取り残し飼育放棄をし、消息不明になり、近所からの通報で保健所が立ちいったときには20匹中8匹しか生き残っておらず仕方なく保健所に収容された子の1匹です。ネコリパにレスキュー依頼がきたのはすでに収容されて1ヶ月以上たっていた時期でした。私達がレスキューしたときにはモグくんはひどく体調を崩して、鼻で息ができず、口呼吸、食欲も一切なく生きているのが不思議な状態で、レスキュー後、すぐに緊急入院しました。治療をしても食欲がなく、強制給餌をしても全て吐いてしまう。血液検査をしても、内臓に問題はない。獣医師には、精神的な問題で拒食症のような状態と言われました。その頃のモグくんの目は生きることを諦めているかのようでした。きっとレスキュー前に仲間たちが何匹も死んでいく状況を目の前でみていたのでしょう。
猫だって感情はあります。ただ泣きわめいたり自分のおかれた環境を嘆いたりはしません。ただ耐え忍ぶ。モグくんを見て、猫たちだって整理しきれない感情があるのだと実感しました。ネコリパスタッフ全員でモグくんに生き延びてほしい一心で、もう我慢は必要ないよ。幸せになれる権利があるんだよ!みんなモグくんが大好きなんだよと、愛情のシャワーを浴びせ続けました。すると変化が、、今では出されるご飯は全部完食。甘えることも覚えました。猫も人と同じ、感情があり心が壊れることはありますが、心を取り戻す方法はたった一つ、愛情です。きっとそれは人も猫も一緒のはず。無償の愛こそが閉ざされた心を開く唯一の方法なのです。
白血病ウィルスキャリアの
ハクの物語
ハクの物語
皮膚が、疥癬という病気で本当にひどい状態でした。
どうやら、耳が聞こえていない様子。耳も聞こえず、お腹もペコペコで、皮膚も痒かったことでしょう。。必死に生き延びてきたハクを私達はすぐに保護をし、治療を開始しました。
ごはんもたくさん食べて、治療の成果がでて本当に可愛らしくなったハク。耳が聞こえないので、びっくりするくらい大きな声で人を呼びます。バックヤードでの検疫期間は寂しかったことでしょう。1ヶ月間の検疫期間を終えたら、ネコリパ岐阜店にデビュー予定でした。
どうやら、耳が聞こえていない様子。耳も聞こえず、お腹もペコペコで、皮膚も痒かったことでしょう。。必死に生き延びてきたハクを私達はすぐに保護をし、治療を開始しました。
ごはんもたくさん食べて、治療の成果がでて本当に可愛らしくなったハク。耳が聞こえないので、びっくりするくらい大きな声で人を呼びます。バックヤードでの検疫期間は寂しかったことでしょう。1ヶ月間の検疫期間を終えたら、ネコリパ岐阜店にデビュー予定でした。
虹の橋へ。ちびびの物語
保護依頼から、岐阜店のシェルターにやってきたちびび。
2022年1月18日、お世話をしていたスタッフの腕の中で、虹の橋へ出発しました。ちびびの軌跡は、インスタグラムにて、首相によって発信され、岐阜店のみならず、多くの猫好きの皆様に、応援をいただきました。
本当に、本当にありがとうございます。インスタグラムでは全て書けないぐらい、ちびびとの思い出はたくさんあるのですが、まだ「ちびび」と口にするだけで、涙が溢れてしまいそうになります。
2022年1月18日、お世話をしていたスタッフの腕の中で、虹の橋へ出発しました。ちびびの軌跡は、インスタグラムにて、首相によって発信され、岐阜店のみならず、多くの猫好きの皆様に、応援をいただきました。
本当に、本当にありがとうございます。インスタグラムでは全て書けないぐらい、ちびびとの思い出はたくさんあるのですが、まだ「ちびび」と口にするだけで、涙が溢れてしまいそうになります。