高齢者が施設に入るため、13年育ててきた飼い猫を飼育できなくなった、と保健所に持ち込まれた老猫。
それが菜の花。本当の名前さえもわからないのですがネコリパハウスにやって来たその日は3/3のひなまつり。同じ日に保護された子たちはみんなお花の名前にちなんで名付けられました。
スタッフやボランティアさんから『なのちゃん!なのちゃん!』と愛されていた菜の花。
最近は子猫が増えてなかなか菜の花だけを甘えさせてあげる時間が足りず、とっても甘えん坊な菜の花に寂しい思いをさせてしまいました。
里親さんのお宅に向かう最中は『どこに連れて行くんだー』と大騒ぎ!また捨てられてしまうんじゃないかと思っていたのでしょうか。
しかしお家に着いた途端、ピタッと静まりクンクンクンクン散策を始める菜の花。
里親さんの優しい声がけにルンルンで小走りで寄って行ったり、もうずっと前からこのお家で過ごしていたのかと思うくらい落ち着いていました。
里親さんは先代猫さんを17歳で亡くしていて大人猫の魅力をしっかりと分かってくださるとても優しい方です。
菜の花のように長年1匹だけで生活していた猫にとってシェルターのように騒がしい場所はとてもストレスです。
自分だけのお家が見つかって本当に良かった!
これからたくさん甘えてね!
- 性別女の子
- 年齢11-15才
- 在籍店ネコリパハウス高円寺
- 毛色むぎわら
- 毛の長さ短毛
- 人馴れ度デレデレ
Comment
高齢の飼い主さんが施設に入ることになり、そのご家族が保健所に持ち込まれたところを保護しました。
ずっと飼い猫だった菜の花は抱っこが大好きなおしゃべりさん。抱っこしてーとスタッフを呼びます。シェルターに来た当初は、そのあまりのショックで、ごはんも食べず、シャーシャーとパンチを飛ばしていましたが、最近は本来の甘えん坊っぷりを発揮。他の猫は苦手なようです。お留守番が少なく、充分にスキンシップをとってくださるご家族を探しています。