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怒り顔の「おーこ」

岐阜店

彼にはなぜ「おーこ」という名前がついたのか。

最初は可愛かった。「お口が漫画で描いたみたいに可愛い〜」と話していたくらいに。

比較的おとなしく捕まったおーこはネコリパの検疫期間を過ごす隔離部屋に入国した。

最初だから毛布を被せて落ち着けるようにしようねと言いながらその日を後にした。

次の日出勤するとケージの中におーこの姿はなかった。どうやらこの隙間から逃げたようだ。猫ってのは本当に賢い生き物だ。

必死に探した。棚の下や、ケージの後ろの隙間、、

やっと見つけた!と思い顔を確認するとそこにもう可愛かったおーこの姿はなかった。。

え・・・?

一瞬違う猫がいるのかと思った。

目を擦って何度見てもあの「おーこ」なのか疑念を抱く。

どう見ても怒っている。そこから彼は「おーこ」と呼ばれるように。

来る日もくる日も飽きもせず脱走を繰り返した。

結束バンドでガチガチに入口を固定したはずなのに不思議と次の日おーこはケージから出ているのだ。

捕獲され、、

戻されてこの太々しい顔。

おい、見えてるぞ。そこにいるのはわかっている。

意外と鈍臭くて頭から真っ逆さま。どうやって出るつもりだい?

「よく見つけたな、人間。褒めて遣わそう。ちゅーるをくれてやってもいいんだぞ。」と言わんばかりの顔。

脱走する時に必死すぎて眉間のお肉がもがれている。いや、必死すぎでしょ…

こんなに怒った顔でもなぜか憎めないおーこはスタッフの間で人気者に。

だが、これからもおーこの脱走冒険は続く・・・

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Comment

猫を飼われていた方が亡くなり、近所の方からのご支援もあり、3匹保護することに成功しネコリパに来ました。

保護した直後は可愛いお顔で「漫画みたいな口だね〜」と話していました。

そうしたらなぜか数日後プロフィールのようなお顔に。。

私たちのとったらそんな変化がたまらなくツボで、毎日怒ったような顔なので「おーこ」と名付けました。

まだ検疫中なのでカフェデビューお待ちください!

首相あさかのつぶやき

殺処分をなくすために。

1.蛇口をしめる

2.受け皿をつくる

3.出口をつくる

4.継続する

 

この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。

蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。

受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。

出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。

継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること

ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。

立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・

2024.7.2

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