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〈岐阜店〉保護猫ボランティア座談会-思わぬきっかけ編-

岐阜店

今日は岐阜店で行われた、【ボランティア座談会】の様子をお知らせいたします😺
この座談会は3回目。
現在岐阜店に在籍しているボランティアさんは、43名。
猫部屋のお掃除だけでなく、預かりボランティアさんも含んでいる人数で、まだまだボランティアさんは継続して募集しております😺

一体、どんな経緯でボランティアに参加したのか、そして実際にやってみてどうだったのか。
1回目はは猫部屋のお掃除に来てくださっている方たち、2回目はお家で預かりボランティアをしている方たち、そして今回は、もともとボランティア希望じゃなかったのに、流れでボランティアになった!という方の声を聞いてみました!
ぜひぜひリアルな現場の声を聞いてみて、あなたも一歩踏み出してみませんか?🐾

今回もMCを務めさせていただきます、かよです!まずはどんな経緯でボランティアになったのか教えてください!

実家で猫を飼っていて、今は大学生で一人暮らし。
猫不足を感じて、カフェに遊びに来たことがきっかけです。
今まで行った猫カフェはあまり近寄ってこなかったけど、ここはとても人懐っこい猫が多い。
それ以来、猫不足を感じるたびに遊びにきていたんですが、カフェの利用料を考えるとすごいお金がかかってしまう。
実際に遊び来た時に同い年ぐらいの子が働いているのを見て、もしかしたらボランティア募集してるのかも、と思いスタッフさんに話しかけて、ボランティア応募しました。
不純な動機で申し訳ないです…

僕は、雨兄弟を拾って保護主になったことがきっかけでネコリパを知りました。
片っ端から電話をして、何とか命を繋いでくれそうな場所がネコリパでした。
保護した時はボランティアになる気はなかったけど、成長していく雨3兄弟に会いにきているうちにできることがあるかもしれない、と感じてボランティアになりました。
本当に偶然の出会いですね。

私はもともと小さいころから犬と猫と暮らしていましたが、猫を保護したことで、保護活動に興味を持ちました。
だけど当時は仕事をしていて、保護活動をできる余裕がなかった。
今は仕事を辞めたので、保護活動ができるようになり、スタッフ候補として最初は応募しました。
ですがここでは履歴書と一緒に、お店に来た感想や、ホームページなどをみて思ったことを提出してほしい、と言われて、私自身来たことがないのに書けないなと思ったんです。
なのでまずはお掃除のボランティアとして、保護猫について知ろうと思って始めました。

今日の座談会はレモン部屋。いつもなかなかお客さんが来ないので、大歓迎の古田くん。

実際に他のボランティアさんも、お仕事をしながら空いた時間にボランティアとして保護活動をしてらっしゃいますよね。
スタッフじゃないと保護活動が出来ないと思って見える方がみえますが、お仕事している方もできる限りの範囲で猫助けは可能です!
私も「猫に関するすべての事が猫助けなので、ブラッシングするだけでもOKです!」と言ってもらえて、簡単なこともボランティアになるんだな、と思いました。
あかりさんは、はじめは猫と触れ合える!とおもった下心満載だったと思いますが、実際はじめてみてどうですか?

猫が好きっていう人は周りにいるんですが、保護猫について知らなかったり、保護猫カフェという形態を知らなかったり…。
保護活動が一部の人にしか広がっていないのかな、という気持ちがあるので、広めていきたいな、と強く感じます。
私は高校時代に生態系の勉強をしていたので、避妊去勢手術であるTNRすることは、人間が勝手に手を加えてもいいのかな、と最初は感じていたんです。
でも実際に現場で学んでみると、手術をしていないことで病気や事故のリスクが増えるし、どんどん数が増えてしまう。
そして行き着く先が殺処分になり、そういった子を救っているのがこういう保護猫カフェだと思うと、考えが変わってきました。

それすごい大事なことだな、って思うんです。
私は個人でTNRをしてるんですけど、やっぱり周りから反対にもあうんです。
でも外で暮らす子の辛さや、リアルな多頭飼育崩壊の現場を知っているからこそ、伝えられることって絶対あると思うんですよね。
だからこういった場所に来て実際に知るっていうのも、すごく大事だなって思います。

そうですね、実家は中外飼いがまだまだ残る地域なので、感染症に対しての知識も全くなかったです。
ここにきて、予防接種や病気のケアの大切さも学びましたね。

お掃除などスタッフさんに色々頼まれますけど、戸惑いました?

実家に猫がいたけれど、今まではうんちやゲロに最少し抵抗がありました。
でも、お掃除をしているうちに、体調管理のバロメーターだと思うと、全然抵抗がなくなってきましたね。
久しぶりに実家に帰った時に、『あれ、全然抵抗ない』と自分でも思いました(笑)

高木くんは、保護主さんという立場からイベントに来てみてどうですか?

最初は雨三兄弟のお家を見つけるために、保護主として譲渡会に参加しました。
その時は、お客様感が強くて、雨三兄弟のお家が決まるといいなぁ、って感じでした。
でもボランティアとして関わっていくうちに、だんだんとカフェの推しが出てきたり、保護経緯のストーリーを知って、「雨三兄弟」じゃなくて「みんな」になってきたな、と感じます。
根本的な気持ちは同じなんですけど、自分で保護した子から、猫たちみんなに意識が変わってきました。

写真でしか知らなくても、トライアルが決まったりすると嬉しいですよね。
お家が遠方のため普段の掃除はなかなか来れないと思いますが、たまにイベントのボランティアとして来てみてどうですか?

スタッフの方とか、他のボランティアの方が、これやって欲しい!って指示も出してくれるので、戸惑いはあんまりないですね。

最初はスタッフ希望で入ってきました。
分からないこともたくさんあるんですが、回数を重ねてみて、「あの時はああすればよかったんだな」って答え合わせをしてます。
やっぱり、お金がもらえるからやるとか、仕事だからやるとかではなくて、犬や猫に対しては無性の愛だなぁ、と日々感じます。
でも私は「うちの子にしたい!」っていう気持ちが強くなってしまいそうで、預かりボランティアはできないな、って思います

みんなのお膝を行ったりきたり

では順番逆になりましたが、推し猫を教えてください。

私はオリオンがほんとうに可愛くって〜〜〜。
お膝に乗ったり、上から降りてこれなくて、うろうろしている姿を見て、本当に可愛すぎました…。
トライアルが決まった時は、「もうオリオンに2度と会えない!」と思って家で泣いちゃいましたね…。
あとはやっぱり、くるるちゃんですね!
お鼻とか口周りが、本当に鮮やかな綺麗なピンクでかわいい。
あとカフェにいる子だとクイーンです。
私は、勝手に姫って呼んでます(笑)
猫っぽい性格でツンデレなんですが、甘々な時もあって可愛いです。

ぼくは譲渡会で会う子はみんな可愛いですね〜。
印象的なのは、はじめてネコリパのボランティアとして譲渡会に参加した時にいた蒼子ですね。
そして今の推しはタユタたち兄弟ですね〜
何とも言えない顔が可愛すぎます…!

私はカフェのちゃーちゃんです…
朝来て、あの顔とあの独特な声を聞くと、本当にかわいくて…
他の子は正直まだ名前と顔が一致しておらず、ケージに入っていて、名前が書いてあればわかるけど、フリーになったらもうわからないです。
だから覚えることは諦めました(笑)

今、何かボランティアで不安に思ってることとか、どう関わっていけばいいか、って悩んでることとかありますか?

不安とかは特にないんですけど、保護猫について知らない人が多いので、もっと広めていければいいな、と思います。
保護猫の活動や、保護猫カフェが岐阜にもあるっていうのを知ってもらいたいですね。

私は全然フォロワーいないけど、SNSで拡散するのも、ひとりのちっちゃな力が大きな力になるな、と感じてます。

僕はもうちょっとお手伝いこれたらいいなぁ、って思ってます。
できることがあれば、もうちょっと関わりたいなぁ、って思うんですが、何せ距離が遠くて…
でもネコリパに来て、お家の子として迎え入れたひさめのことを相談をできるので不安が解消されて嬉しいです。
あと僕も自分のSNSで譲渡会について発信したり、学祭でチラシを配って、実際にお客さんとして来てくれた人もいました。

朝来た時に、ケージの中のお布団を誰かが引っ張ってたりすると、フリーの子も毛布が欲しいのかな、って思ったりします。
だからブランケットや蹴りぐるみを作ってきちゃいますね。

私は動画を作る事はできるけど、縫い物はできないので、黒木さんが猫たちのためにケージサイズのブランケットなどを用意してくれるのが、愛だなぁ〜って思ってますよ🥰

私はここにきて命としっかり向き合うことができるなぁ、って思います。
今って家族がバラバラに住んでいる分、周囲の死を感じることが少ないじゃないですか。
でもここでは、生まれてくる子もいれば、亡くなる子もいて、「この子はいま精一杯生きてるんだな、これから旅立っていくんだな」っていうのを身近で感じることができる。
それがボランティアとして関わっていると、多くの命の行き交いを一緒に感じることができるな、って思います。

まだぼくは、どうしても向き合いきれなくて。
雨兄弟を拾った時は4人兄弟だったけど、拾ってすぐに1人亡くなって、成長途中でつゆが漏斗胸で亡くなってしまいました。
カフェの子で闘病を頑張っている子たちは、知らない子じゃないけど、いまは旅立つ子に向き合えないな、って思います。
ぼくまだ、つゆの写真見ると、考えると泣けてきちゃうし…

私も全然泣きますよ、でも笑って泣いての繰り返しです。
今まで直接ネコリパで命の旅立ちに立ち会った事はなくても、命や看取りに対してはどういうお考えですか?

私はもともと福祉の仕事をしていて、看取りにも携わってきました。
人間も覚悟を決めて看取りをするけど、やはりご家族はパニックになるので救急車を呼んじゃう。
そう思うと、ここにいる猫たちは、人間よりも手厚く最後まで当事者の方たちによって、看取りをしてもらってるな、って思います。

そうですよね。
ちゃんと1人1人に対して、治療と看取りに向き合ってるのがすごいな、って私も思います。
あと何かこれからやってみたいこととかありますか?

私は今大学でパソコンを使った勉強中なので、デザインとかやってみたいな、って思います

僕はもうちょっとカフェのお手伝いできたらいいな、って思います。
なかなか男性のボランティアさんも少ないので、みなさんの負担が軽減できるよう、重いものとか持ちます!
あと1人1人に可愛いところがあるのはわかってるので、みんなの名前を順番に覚えたいです。
覚えた途端にトライアルに行っちゃいますが(笑)

私はこれからも猫のお部屋のお掃除を続けていきたいです。
でも譲渡会はいけないです…
嬉しい反面、もうお世話できないかと思うと寂しくなっちゃうから…
だから私にできることをやっていきたいな、と感じてます。

みなさんそれぞれ出来ることを、できるペースで、ですね。
今日はありがとうございました!

闘病中のナナちゃんもフリーにしてもらってお膝争奪戦


みなさん様々な思いを抱えてボランティアにご参加いただき、それぞれの関わり方で、猫助けに向き合ってくれています✨

頑張ってやろうとしなくても大丈夫。
ご自身それぞれの、出来る限りの力でお手伝い頂けるだけで、スタッフや猫たちの助けになります!

あなたもぜひぜひボランティアに加わりませんか?
全店舗、ボランティアさんを大大大募集しております!

詳しくは以下のページから!
次回の座談会もお楽しみに😻

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首相あさかのつぶやき

殺処分をなくすために。

1.蛇口をしめる

2.受け皿をつくる

3.出口をつくる

4.継続する

 

この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。

蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。

受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。

出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。

継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること

ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。

立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・

2024.7.2

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