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タケのお別れ会をしました。タケ、、ネコリパブリックに来てくれてありがとう。。。

岐阜店

昨日、9月24日に急死したネコリパ岐阜店のタケのお別れ会と火葬を行いました。

金曜日と土曜日には、たくさんの常連様、ボランティアさん、元スタッフがタケに最期の挨拶に来てくださいました。

花をたくさんの方がお持ちいただき、お部屋とタケがお花でいっぱいになりまた。

そして、タケが好きだったおやつをそれぞれの方がお持ちいただきました。

こんなにたくさんのお花やお供えがいただけるなんて、タケどれだけ沢山の人たちに愛されてたの?と感じる程でした。

営業終了後、お別れ会ということで、お一人お一人にお線香をあげていただき、挨拶をしてもらいました。
その後、火葬をしていただき、火葬の間はみんなで、タケの思い出話をして、タケを偲びました。

本当にタケには、みんなそれぞれ、噛まれたり、引っ掻かれたり、最後には、タケにつけられた傷自慢に。。。

それぞれタケにつけられた爪痕が残っているのです。

みんな、こんな風に噛まれた!
わたしはこんな風に、足をやられた!腕に穴が空いてます!
などなど、数々のスタッフ、ボランティアさんを病院送りにしてきタケ。

でも、みんなタケのことが大好きなんです。傷つけられても、みんなタケを心から愛していました。
それはタケが、本当に純粋で、甘えん坊で、ありのままで生きていたから。

そして、タケ自身が誰よりも愛するおばあさんと別れることになり辛い思いをしてるから、、ってことを知っていたから、、、

タケが不機嫌になるのは、私たちが何か悪いことをしたから、タケが攻撃をするときは、みんな、なぜかタケごめんね。。と謝ってしまう、そんな魅力がタケにはありました。

火葬後も残っていた、タケの爪や牙を見ながら、みんなで、さすがタケの爪と牙は最強なんだーと盛り上がったほどです。
本当にみんなMなのでしょうか?笑

いつのまにか、タケは、ネコリパ岐阜店の最長老で、一番長くネコリパで過ごした子になっていました。

タケがいない毎日がまだ実感が湧きません。

タケの元飼い主のおばあさまの娘さんが、おばあさまの写真を一緒に火葬してあげてくださいと、わざわざお写真を持ってきてくださいました。

おばあさまにもとことん愛されていたんだと思います。
そして、私たちも、4年半の間、タケのこと心から愛していました。

今年は、悲しいお知らせが続きます。
ネコリパブリックが開業7年を迎え、長くネコリパにいる子たちを見送ることが増えてきた気がします。

でも、どの子もそのお店でそれぞれのスタッフ、ボランティアさんたちに本当に愛されて旅立っていきます。

猫のためにこんなお別れ会やお葬式をするなんて、、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ネコリパブリックにいる猫たちは、ネコリパにいる間は私たちの家族なのです。

みんなが、ネコリパ家の子たち。
大切な、大切な愛おしい命。

その愛おしい命をしっかりと見送ることで、私たち自身が前に進める気がするのです。

もっともっと、まだまだ人知れず消えて行く名もない小さな命をもっともっと救える力に、幸せにする力に変えていけるように。。。

毎回、みんな大人げないくらい泣いてしまいます。
でも、それでいいのだと思います。

誰かを見送るたびに、大切な大切な我が子のように愛している子を失い、心にポッカリ穴が開きます。
その穴はとても埋めることはできないし、胸の痛みはなくならないし、その子たちを思い出す度に、泣いてしまうけれど、泣きながら前に進みたいのです。

立ち止まらずに、もっともっと愛することができる命に出会うために。
これからも、ネコリパブリックは保護猫たちの命を救い、命を繋げていきたいと思っています。

タケ、、ネコリパブリックに来てくれてありがとう。
あなたのおかげで、沢山のことを学びました。
ネコリパで過ごした日々があなたにとって少しでも穏やかな日々であったと思いたいです。

ずっとネコリパを見守っていてね。

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虹の橋
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Comment

大きな体に野性味あふれる風貌です。ワイルドイケメン。 猫は苦手で、人と仲良くなるのにも時間が必要です。 慣れてくると手をペロペロしてきます。 外を眺めたりおもちゃでも遊びます。
大好きなおばあさんとずっと二人暮らしをしてきた「タケ」。ある日おばあさんは施設に入ることになり、大事にしていた「タケ」が露頭に迷わぬよう、ネコリパブリックの猫生助け合い制度にお申し込みくださいました。最初ネコリパにやってきた頃は、大好きなおばあさんと引き離され、混乱していたのでしょう。人に対しても攻撃をするような状態でした。今では落ち着き、甘えん坊になりましたが、猫が苦手なため、営業中などスタッフの目が届かないときはケージで生活しています。

前日まで変わらない様子でしたが、2020/9/24 朝スタッフさんが出勤した時には亡くなっていました…😢

首相あさかのつぶやき

殺処分をなくすために。

1.蛇口をしめる

2.受け皿をつくる

3.出口をつくる

4.継続する

 

この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。

蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。

受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。

出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。

継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること

ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。

立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・

2024.7.2

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