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【保護猫のご相談】

東京お茶の水店

6月下旬のある日。ネコリパに保護猫の相談がありました。

ご実家の近くで目が見えない高齢の猫ちゃんを見かけた相談者の男性。ご実家もご自身もペット不可の物件のため家族として迎えることは出来ない状況でした。

それでも目が見えてないさび猫ちゃんが心配で保護された相談者様。すぐに動物病院で健康状態を診てもらいました。

さびのメス猫で網膜剥離のため目が見えていない様子。歯は歯周病のためほとんどなく避妊手術済み耳カット無しのため捨て猫ではないか?とのこと。

保護したご実家では目が見えないからか激しく鳴いてとても辛そうで男性は撫でながら寄り添っていました。

ネコリパブリックでは猫の保護は行なっていないため以下のアドバイスをしました。

・高齢で目が見えていないこと、とても人馴れしていることから飼い猫が迷子になってしまった可能性が高い。

・愛護センターに迷子猫の問い合わせがないか確認

・1週間以内に警察署への問い合わせと拾得物の届け出をすること(3ヶ月経過後手続きを行うと拾った人に所有権が移行します)

・猫は場所が変わると夜鳴きをすることは多々あります。市販されているフェロモン剤など試してみる価値があること。

・ご自身の親戚、友人、知り合いの方、全員に預かってもらえるか連絡をすること。

・携帯電話をお待ちなのでSNSで短期間でも預かれる方がいないか探してみること

すぐに相談者様は警察署に届けを出してくださり、翌日には動物愛護センターに連絡したところ5月から目の見えないさび猫ちゃんを探している方がいることがわかりました。

飼い主さんは相談者様のご実家のすぐ近くに住んでいてさび猫ちゃんはなんと17歳とのこと!保護するのが遅くなったらどうなっていたことか、、、。

相談者様がご自身で行動したことで保護してからわずか6日で無事にお家に戻ることが出来ました!

飼い猫ちゃんを脱走させてしまった方はすぐに複数の愛護センター、警察署、道路の清掃会社に連絡をしてください。(交通事故にあった場合は清掃会社に問い合わせすると分かることがあります)

迷子猫ポスターをスーパーや集会所などあらゆる場所に掲示させてもらってください。

新聞の折り込みで迷子猫のチラシを数千枚以上配布してください。

数十キロ離れた場所で見つかることもあります。

(車の荷台などに乗って長距離移動してしまうこともあるそうです)

飼い猫さんはお家に戻れなくて不安な思いをしています。全力で徹底的に探してあげてください!

ネコリパにはたくさんの保護依頼の連絡が来ますが直接保護はしておりません。

助けたいと思ったあなたが保護主となって実際に行動してください。

携帯電話があれば写真が撮れます!

里親募集サイトに情報を掲載することもできます!

里親希望者とメッセージを送り合うことができます!

諦めなければ絶対に里親さんは見つかります!

里親探しのアドバイスはしつこいくらいたっぷりさせていただきます!

保護した猫ちゃんを幸せにするのはあなたです!

一緒に幸せな猫ちゃんを増やしましょう!

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首相あさかのつぶやき

殺処分をなくすために。

1.蛇口をしめる

2.受け皿をつくる

3.出口をつくる

4.継続する

 

この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。

蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。

受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。

出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。

継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること

ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。

立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・

2024.7.2

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