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【さんごについて】

ネコリパハウス高円寺

スモーキーブラックで魅力的なさんごちゃん。

奄美のノネコ管理計画で保護され、幸せを掴むためはるばる東京までやってきました。

(※奄美ノネコ管理計画とは奄美大島で駆除のために捕獲され1週間で譲渡希望者が見つからなければ殺処分されるというものです。現在は島外のボランティア団体が引き出してなんとか殺処分は免れています)

さんごちゃんは保護された当初からシャーシャーでしたが同じ奄美大島で保護されたウッチくんには心を許していて2匹一緒にネコリパブリックお茶の水店に入店しました。

当初は2匹ともしっかりとご飯を食べて順調にお店に慣れてきたのですが徐々にさんごちゃんに異変が起こるようになりました。

食欲が少しずつなくなり、嘔吐、下痢が続いたので病院に連れて行くとFIPの可能性がある、と診断されました。

FIPとは猫伝染性腹膜炎という難病のひとつです。

少し前まで発覚してから1週間〜1ヶ月ほどで亡くなってしまう子がほとんどでした。

しかし最近では中国で作られているMutianという薬が効くという話で限られた動物病院で処方され完治する子が増えてきました。

ただ日本では無認可の薬のため大変高額でさんごの体重だと最低でも105万円以上かかるとのこと。

幸せになるために東京まで来たさんごちゃん。

人間の勝手かもしれませんが絶対にこのまま終わらせたくありません。

すぐにネコリパブリックのシェルター、ネコリパハウス高円寺に移動し闘病生活が始まりました。

Mutianはとても難しい薬で毎日同じ時間、その時の体重に合わせて量も調整しなくてはいけません。それを約3ヶ月間続けていかなくてはいけません。警戒心が強いさんごちゃんは薬に混ぜても同じ時間に食べてくれるかわからないため毎日同じ時間に通院して薬を注射してもらっています。

Mutianを注射したその日の夜から食欲が回復し順調そうに見えたのも束の間、、、すぐに食欲が落ちてしまいました。先生と相談し、薬の量を増やすとまた食欲が戻ってきました。

日々油断はできない状態ですが絶対に完治させて素敵なご縁を繋げてあげたいです!

定期的にさんごちゃんの様子をお知らせしていきますので応援よろしくお願いします!

ネコリパハウスへのご支援はこちら↓

https://stores.jp/search?q=ネコリパハウス&store=necorepa

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Comment

奄美大島で保護されやってきました。
兎にも角にも大変な怖がりさんです。
トイレ掃除をする手にも、ご飯をあげる手にも、高速パンチが飛んできます。

もともとお茶の水店にいましたが、春にFIPがわかり、高円寺で治療しておりました。
84日間毎日同じ時間の投薬頑張ってくれて経過観察も問題無く無事に寛解しました!
さらに発情傾向が見られたので開腹手術をしたところ卵巣が残っており、子宮も一部が残っていてひどい蓄膿症になっていました。犬だったら死んでるレベルだったそうです。
(奄美では一部の獣医が子宮だけ摘出、オスはパイプカットという中途半端な手術をすることがあるそう)
術後は痛みが無くなったのか穏やかな顔つきに変わりました!

首相あさかのつぶやき

殺処分をなくすために。

1.蛇口をしめる

2.受け皿をつくる

3.出口をつくる

4.継続する

 

この4つを常に同時におこなっていかなければなりません。

蛇口をしめる活動は
TNR活動や、地域猫活動。飼い猫の完全室内飼育の徹底と不妊去勢手術の徹底。

受け皿を作る活動は
保護猫カフェや、保護猫シェルター、預かりボランティアを増やすこと。

出口を作る活動は
譲渡会・保護猫カフェで、保護猫と出会える場所をつくりだすこと。

継続する活動は
上記のすべての活動に必要な資金をしっかりと集められる仕組みを作ること

ネコリパは2014年から、10年間この活動を行ってきました。まだまだ道半ば。まだまだやるべきことは死ぬほどある。新しい切り口で、ネコリパしかできないことを、これからもずーっと継続し、成長し続けていく。

立ち止まることを知らないネコリパだからこそ、社会をかえるきっかけになれるように・・・

2024.7.2

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