柵よもぎ【大阪】

緊急カンパのお願いです！柵に串刺しの猫を救出！その治療費と手術代カンパ募集

2020.03.27 (fri) 大阪ねこ浴場

皆様のご支援で、無事治療費は集まりそうです。
いったん募集を本日12時で終了させていただきます！！引き続き、ねこ浴場では、新型コロナ肺炎の影響でご宿泊のお客様、ご来店のお客様が激減しております。ぜひ運営継続のためにご支援いただけると嬉しくおもいます！
↓↓
コロニャに負けるニャ　プロジェクト
https://www.neco-republic.jp/makenyai/ ↓↓
ネコリパ定期支援サポーター募集
https://www.neco-republic.jp/support/donation/

本当にありがとうございます。

皆様のおかげで、よもぎちゃんの未来がつながります！

ご支援のお願い

緊急のカンパのお願いです。
柵に串刺しになった猫をレスキュー、その子の治療費、手術代が40万円〜60万円が必要なのです。
クレジットカードでご支援いただける方はこちらへ。1口1000円からご支援いただけます。
ご購入いただければ「柵よもぎちゃん」の写真をダウンロードしていただけます。

柵よもぎちゃん　治療費カンパご支援のページはこちら

お振込でご支援いただける方は、こちらの口座へお振込みいただき、メールにてご支援いただいた旨をneco@neco-republic.jp までご連絡くださいませ。
柵よもぎちゃんのお写真をお礼として添付ファイルにてお送り致します。
銀行名 : 楽天銀行
支店名 : 第二営業支店
口座種別 : 普通
口座番号 : 7457141
口座名義人 : 株式会社ネコリパブリック

お店に緊急SOSの電話。柵に刺さった猫！？？？

２月２０日、ネコリパブリック大阪　ねこ浴場のお店の電話が鳴りました。
電話口の女性は、もうパニック状態。何か尋常ではない、、とスタッフは感じました。

猫がマンションの柵に串刺しになってるんです！

電話口の女性は言いました。

く、、、串刺し？？？？？？

どうゆうことなのか、状況を詳しく聞くことにしました。

すると、

＊マンションとマンションの間にある柵に、猫が串刺しになっている。
＊今はそれ以上刺さらないように、人が猫の体を支えている。
＊猫は生きている。
＊なんとか助け出したい。協力してほしい！

との電話でした。
ネコリパブリックでは一般の方の保護のご依頼は、基本的には対応しておらず、ご自身で保護していただき、その保護した猫たちの里親探しのサポートはさせていただくという形をとっています。

でも、これは、保護依頼ではない！！

猫の命を救うために、一刻の猶予もない案件である、、なんとかしなければ！！という思いで、スタッフ、ボランティアスタッフ総出で、救出に迎える人はいないかの連絡を取り合いました。

２名のスタッフが現場に向かう

２名のスタッフが現場に向かいました。

【発生場所と現地の状況について】
場所はマンション駐輪場の屋根部分、猫が串刺しになっていたのは、隣のマンションと面している境界線に設置されていた侵入防止用の柵でした。

スタッフ到着時、猫はマンションの上の方から転落・落下したのか、柵の棘状の部分が、猫の脇の下から首元あたりまで、ぶすっと貫通し、串刺しの状態。
ネコリパへ連絡して下さった女性が、身動きが取れなくなっている猫のカラダに負荷がかからないよう、抱えるように支えてあげている状態でした。（スタッフの到着時で、既に発見から1時間ほど経過していたそうです）

スタッフは「有刺鉄線くらいななら…」とペンチなど工具を持参しましたが、実際には人間用のかなり太い直径2cm近くある鉄製の棘状の物で、素人工具での切断は全く無理でした。

【救出方法について】
まずは女性に代わってスタッフが猫のカラダを保持。
棘が切断できない以上はカラダを引き抜くしかない一方、無理に引き抜くと血管や内臓が損傷していると大量出血のリスクある、、
（刺さった棘が蓋をしている状態で周辺に出血は全く無し）、

その点でどうするべきか凄く悩みました。

それで通報してくれた女性を通じて南堀江の動物医療センターへ問い合わせましたが、病院側もやはり同じリスクを想定して引き抜くのではなく、棘ごと切断しての対応を希望。

同じマンション住人で現場に居合わせた別の女性（子連れの女性）も交えて、
119番でのレスキュー要請についても相談したのですが、管理人とも連絡つかず、無断での切断は弁済請求される懸念があり、救急隊もその点がクリアにならないと対処できないであろう事を説明。

お二人からは、このまま放置して死なすのも可哀そうだと、リスクを冒して引き抜くしかないという決断。

※この辺でもうひとりのスタッフが合流。救助してすぐ移動できるよう、先にタクシーを現場へ呼ぶ対応をしてくれました。

【措置結果】

その後到着したスタッフにも屋根上に上がってきてもらい、救出時に暴れたり逃げてしまう事を想定し、先に洗濯ネットを出来るだけカラダを覆う形でかぶせ、ゆっくり引き抜いたところ暴れる事なく無事救出。出血も多くない状態でした。
柵を抜くときの痛みのせいか、めっちゃ本気で噛まれてスタッフの指は幾つか穴が開きましたが…

2人で猫を抱え込み、通報者様に洗濯ネットのチャックを閉じてもらい確保完了。

すぐにスタッフが先行で病院に向かってもらいました。

なお、隣のマンションの方で理事会に関係する女性の方？が騒動に気づいて現場に来られ、ここまで物騒な物（柵）は不要なのではないかとマンション理事会に提案されるとの事でした。

猫の状態
病院に運ばれた猫は、奇跡的に猫の命に別状はなしと診断をうけました。。

なんと、あの大きな柵に串刺しになっていたにも関わらず、柵は、奇跡的に骨・内臓や大きな血管、気道を損傷する事なく表皮部分だけを貫通していた状態でした。

ただ、体内を大きな柵が貫通していたため、感染症の治療が今後の治療のカギになるとのことでした。
後日、レントゲンをとると、左足を骨折していることが判明。
点滴治療や、骨折治療のための手術費用、入院代金、その後の治療費などを含め、、

40万円〜60万円程、治療費がかかる、、ということでした。

ネコリパブリック大阪は、ねこ浴場にお引越し、そしてねこ旅籠を立ち上げ運営をしておりますが、現状、新型コロナウィルスの影響で、旅籠の宿泊のお客様が激減しております。
また、やはり、大阪の都市部ということもあり、ねこ浴場のお客様も残念ながら減っている現状、大きな金額をすぐに捻出することが難しく、大変心苦しいのですが、皆様に治療費のカンパをお願いさせていただくことになりました。

柵よもぎ　と名付けました

柵に串刺しになり、なんとか命のリレーでつながった命。
もし、串刺しになったまま、ずっと放置されていたら、、苦しみながらじわじわと死んでいってしまっていたかもしれません。

スタッフ２名の頑張りのおかげで、小さな大切な命をつなぎとめることができました。

これも、ご縁だと思っております。私達ネコリパブリックが、この子に責任をもって新しい家族を見つけてあげたいと思っております。

柵に串刺しになっていた猫は、女の子、柵よもぎちゃんと命名しました。（名字つきです）

柵よもぎちゃんは、現在、ネコリパの預かりボランティアスタッフの家で、療養中です。
警察署、保健所に届け出を出し、飼い主さんが現れるのを待っていますが、もし、飼い主さんが規定の期間現れず所有権が移動となり、検疫期間を終われば、ネコリパブリック大阪にやってくる予定です。

この事故のあと、マンションの住民に柵よもぎちゃんの飼い主がいるのではないかと、問い合わせをさせていただいたのですが、ペット不可のマンションらしく、飼い主さんの申し出はありませんでした。

預かりスタッフの家での柵よもぎちゃんの様子は、傷がいえてきて、甘えることを思い出したのか、とっても甘えん坊。そしておしゃべりさんだそうです。
抱っこも大好き。爪切りもできるお利口さんです。

こんな可愛い子が、マンションから落ちて、柵に串刺しになっていたかと思うと、どんなに痛く苦しかっただろうと、本当に本当に、心が痛みます。